こども未来学科こども発達支援コース
2年制
男・女
保育士資格
+
専門資格
「目の前の子どもに応じて柔軟に対応を変えることのできる保育士」
近年ますます必要とされる発達支援に特化した
現場で活躍できる専門性を持った保育士を目指します。
2年間でここまで学べる!3つのポイント
リリーだからできる豊富な
実習と専門性の高いプログラム
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ミュージックケアで
個性あふれる子どもたちを
サポート 音楽の特性を活かし、心身に快い刺激を与えることで、子どもたちに好ましい変化もたらす音楽療法を学びます。 -
子どもに合わせた
多種多様なノウハウを
身につける 実際に現場で起こりうる事例を基に、具体的な対応方法から現場で活かせる知識を身につけます。 -
豊富な実習先で学ぶ
現場に求められる力
提携施設でのデュアルシステム型実習を通して、現場で働くスキルを得られます。
「発達支援」とは?
子どもたちの発達の仕方は、みんなそれぞれ違って凸凹しています。時々、その凸凹があることで生活の中に困りごとが生じます。また、その「困りごと」は一人ひとり異なると同時に、その日その時によっても変化します。発達支援とは、そういった発達の凸凹に対して、『“今”どんなことに困っているのか』『それは何故なのか』そして、『その子らしく社会で生活するためには、どんな力が必要なのか』を考え、将来まで見据えた適切な支援を行っていくことです。本人だけでなく「家庭生活の支援(家族支援)」や、「全ての人が自分らしく暮らせる地域の変革(地域支援)」がそれぞれが抱える凸凹の一つ一つを解決する「発達支援」に繋がります。
なぜ今、子どもの発達支援が必要なのか?
近年、障害児サービスの利用児童数は増加しており、文部科学省の調査によれば、1クラスに8.8%(25人ほどのクラスに2名)の割合で発達障害のある子どもたちが在籍しています。
私たちリリーは創設から50年以上にわたり、多くのこどもたちの保育・教育に関わっています。時代の変化と共に保育・教育の現場の課題も多様なものとなりました。発達支援もその中の1つです。
脳機能の発達の凸凹(でこぼこ)は、外見からは見えにくいものです。だからこそ、その課題に早期に気づき、適切な対応や必要な配慮の仕方を導き出す必要があります。そうすることで、その子なりのスピードで社会(集団)生活が可能になることが多くあるのです。
主なカリキュラムと実習
子どもたちの発達支援を行う際に大事なことは、「目の前にいる子どもがどんな支援を求めているのか」、
「どんな支援が合っているのか」を見極めて実践していくことです。
たった1つの行動でも、考えられる理由はさまざま。
目の前の子どもに合わせた対応をするには、経験の引き出しを多く作っておくことが重要になります。
保育士資格取得で必須とされる領域
保育科目
- 保育原理
- 教職論
- こども家庭支援論 など
保育実習
- 保育園
- 児童福祉施設
保育士資格取得では必須とされない領域
発達支援科目
- 言語発達支援
- 運動機能発達支援
- こどもの自立支援
- ケーススタディ など
発達支援実習
- 児童発達支援事業所等
- 放課後デイサービス
デュアルシステム型現場実習
「デュアルシステム」とはドイツで始まった制度で、学校教育と職業訓練を
同時に受ける職業教育システムを指します。
リリーではこのシステムを基に、半日を学校、もう半日を現場で学ぶ
「“デュアルシステム型”現場実習」を、提携施設と実施していきます。
- 茨城県内の発達支援施設
- 746件(2023年3月31日時点)
- 児童発達支援事業所等:271件
- 放課後等デイサービス:475件
- 取得資格
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- 保育士資格
- ミュージックケア
- 発達障害児支援士
- 発達障害児専門支援士
- 目標資格
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- 日本赤十字社幼児安全法支援員
- 初級パラスポーツ指導員(JPSA)
- レクリエーションインストラクター
- キャンプインストラクター(NCAJ)
- 主な進路
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- 児童発達支援事業所
- 放課後等デイサービス
- 障害児施設
- 障害児支援施設
- 保育園
- 子育て支援事業
- 乳児院
- 児童養護施設
リリーだけの
奨励金給付制度
- 給付要件
- リリーに在籍している学生で、卒業後にリリー文化学園の幼稚園・保育園において働く意思がある者。
- 奨励金額
- 月額30,000円程度※卒業後、附属園にて同様期間の就業で返済免除
- 月額30,000円の貸与
例)30,000円×36ヶ月(3年間)=1,080,000円